Works

このページでは、これまでの主要な業績・芸術活動についてまとめています。
(全ての業績を網羅しているわけではありません。)

学術的な業績については、https://researchmap.jp/minatosuzuki の方が更新が早いです.

芸術・学問問わず、ほとんどの仕事は、芸術家がいかに世界を知覚しているのかという、自身の本質的な関心と結びついています。もし、記載されている論文や発表で、より詳しい内容にご興味を持っていただいた方は、ご身分を明かした上で、お問合せフォームからご連絡ください。

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どの業績も、いろいろな人からの助言を頂いたり、調査に協力してもらったり、励ましの言葉をもらったり、運良く何かを発見したりした結果、私の手を通して形を与えられたというだけで、私が成し遂げたことなど、形になったもののうちの本当にわずかばかりにすぎないのだと感じています。(もちろん、私の名前で書いたことの責任は、すべて私にあります。)とくに会話分析の研究は、データセッションで頂いたコメントを種に萌芽させた研究も多いです。だから、こうして年々少しずつ業績が増えていくことは、常日頃のご縁の賜物であり、本当にありがたいことだと感じています。

また、こうして箇条書きで書いてはいるものの、それぞれの論文や芸術活動について、箇条書きには還元できない様々なコンテクストがあります。だから、いずれ、それぞれの仕事について、ていねいに説明できるようなページを作っていこうと思います。

論文

  1. 鈴木南音,2020,「描くことの会話分析――絵の意味の相互行為的達成」千葉大学大学院人文公共学府2019年度修士論文,
  2. 鈴木南音,2021,「アスペクトの転換と凝結 舞台制作場面の相互行為におけるアスペクト知覚の会話分析」『フィルカル』vol.6. No.3, 248-267.
  3. 鈴木南音,2022,「絵を描いて見せることの会話分析」『社会学評論』73巻1号, pp.19-36.
  4. 鈴木南音,2023,「演劇の稽古場面における演技の相互行為的構成――現代演劇の会話分析」『年報社会学論集』36号,pp.52-63.
  5. 鈴木南音,2023,「芸術の視覚――舞台芸術の相互行為分析」千葉大学人文公共学府(博士論文).

学会発表

  1. 鈴木南音,2018,「紙面上における表象のアスペクト転換――アスペクト転換の相互行為的達成」,EMCA研究会2018年度秋の研究大会 2018年10月28日.
  2. 鈴木南音,2020,「描くことの会話分析」,EMCA研究会 2019年度春の研究例会,2020年3月28日.
  3. 鈴木南音,2020,「行為連鎖組織における紙面上の図と地の構造化」第93回日本社会学会(オンライン), 2020年11月1日.
  4. 鈴木南音,2021,「演劇の稽古場における演出家の身体」EMCA研究会 2021年秋の研究大会(オンライン),2021年11月6日.
  5. 鈴木南音,2022,「演技を演技として見る:演技の理解可能性」EMCA研究会 2022年春の研究例会(オンライン),2022年3月27日.
  6. Minato Suzuki, 2022, The Interaction of Japanese Butoh Performance, Body, Perception, Sensoriality and the Accountability of Action Workshop (by Lorenza Mondada) 2022年10月23日, 招待有り.
  7. Minato Suzuki and Aug Nishizaka, 2023, Seeing What One Senses: Aspects of Multimodal Perception, International Conference on Conversation Analysis(ICCA), 2023年6月30日.
  8. Minato Suzuki, 2024, "Multimodality in the Experimental Music Making Interaction," International Institute of Ethnomethodology and Conversation Analysis(IIEMCA 2024), 2024年6月26日.

芸術活動

  • 2024年8月,千葉県高校演劇12地区ワークショップ,アシスタント.
  • 2024年5月, 京都市立芸術大学にて,ロゼッタ「訥」作曲(矢野かおるでの共作), 『変異するノーテーション Notation:Mutation』採用作品.
  • 2024年1月,千葉県高校演劇12地区ワークショップ,アシスタント.
  • 2023年11月,榛名湖アーティストインレジデンスにて矢野かおるメンバーでの滞在制作.
  • 2023年8月,「足の裏で音楽を聴く」 メタセコイア公募(矢野かおる名義での共作) . 
  • 2023年3月,松井周の標本室『日常のドラマツルギーを見つけてみよう』ワークショップファシリテーター.
  • 2022年12月,「存在を照らす踊り」(劇評).
  • 2022年12月,TeXi's「Aventure」,  ドラマトゥルク.
  • 2022年8月,千葉県高校演劇12地区ワークショップ,アシスタント.
  • 2022年6月,こまばアゴラ劇場にて,いいへんじ「器」「薬をもらいにいく薬」ドラマトゥルク(講義・助言).
  • 2022年5月, 兵庫県豊岡市出石「しんしんしをひらく」社会学の研究者としてトークゲスト.
  • 2021年12月,鳥取県での踊りのアーティストインレジデンスに社会学担当として参加.公共と芸術について考える.
  • 2021年11月,千葉県高校演劇12地区ワークショップ,アシスタント.
  • 2021年11月,杉山至・知念大地・知念史麻・加藤奈紬らのリサーチプロジェクト「景の会」に参加.
  • (2021年10月,ぺぺぺの会[2018年から制作として活動]を退会)
  • 2021年10月,演劇人コンクール「命を弄ぶ男ふたり」(宮澤演出),演出部.
  • 2021年9月,melomys「present」豊岡演劇祭フリンジ,運営(コロナにより中止).
  • 2021年9月,早稲田どらま館で,演劇を続けるためのワーキンググループを発足.
  • 2021年3月,青年団+江原河畔劇場演劇学校“無隣館”『カガクするココロ』(作・演出 平田オリザ)制作補佐.
  • 2021年3月,城崎国際アートセンターにて,劇団速度「俳優とともに戯曲を使って上演する!! vol.3『餌食としての都市』(原作:ルネ・ポレシュ)」,アーティストインレジデンスに参加.
  • 2020年12月,たじまアートキャラバン幼稚園保育園訪問公演,知念大地「不思議な旅」,サポートスタッフ.
  • 2020年12月,短編演劇展「おばけばかり」(池袋シアターグリーン),プロデュース・企画責任者.
  • 2020年10月,いいへんじ「器(思索と試作)」(早稲田小劇場どらま館),ドラマトゥルク.
  • 2020年9月,「第1回豊岡演劇祭」運営スタッフ.
  • 2020年7月~3月,江原河畔劇場演劇学校”無隣館”に参加.アートマネジメントについて学ぶ.
  • 2020年7月,ぺぺぺの会「そうぞうの演劇祭」,作品のWEB展示.
  • 2020年5月,ぺぺぺの会「No. 1 Pure Pedigree」(BUoY),制作(COVID-19により中止).
  • 2020年5月〜2021年,早稲田小劇場どらま館企画制作学生スタッフ.
  • 2019年10月,ぺぺぺの会「9.807」(SCOOL),制作.
  • 2019年8月,ぺぺぺの会 「ほえあ・いず・つん?」(上野恩賜公園),制作.
  • 2019年8月,ガガ「大西部激熱活劇 海を知らぬ少女の前にカウボーイハットのわれは」(早稲田どらま館)運営.
  • 2019年7月,ぺぺぺの会「夢の旧作」(シアターグリーン),制作.
  • 2019年3月,ぺぺぺの会「おうち公演」,企画・作・演出.
  • 2019年2月,世田谷パブリックシアター「地域の物語」,制作補佐スタッフ.
  • 2018年11月,ぺぺぺの会「一人称^自分」(渋谷playroom),制作・照明.
  • 2018年11月,思考動物「ルルコのおはなし」(NPO法人芸術家と子どもたち)スタッフ.
  • 2018年10月,思考動物「ルルコのおはなし」(しまね文化振興財団 文化芸術による子供育成総合事業[芸術家の派遣事業])(島根県の小学校での公演),テクニカルスタッフ.
  • 2018年5月,fukurodanotaki「獄中のユーチューバー」出演.
  • 2016年,日本劇作家協会「戯曲セミナー」(通年)に参加.劇作について学ぶ.
  • その他,学生演劇の出演,作演出など多数.

2020年度までは,おもに運営・制作スタッフとして活動してきましたが,2021年度以降は,社会学的な視点を活かしたドラマトゥルク的な活動を中心に,すべてライフワークとして(研究活動に一切支障のでない範囲で)活動に関わっています.

ただ,演劇の実践に関わることと,社会学をすること,いずれも私の中ではそれほど離れたことではなく,基本的には同一の問題関心に動機づけられています.

寄稿など

・鈴木南音,2021,「知念大地のこと:「場」を通して見ることについて」寄稿(劇評).

・鈴木南音,2020,「千葉大学文学部 卒業生からのメッセージ」寄稿.

・鈴木南音,2020,千葉大学令和元年度修了生代表挨拶,答辞代表(修士課程の卒業生代表).

・鈴木南音,2019,湘南ゼミナール「やりたいことを見つけたい中高生を応援するプロジェクト」,企画責任者.